日経ヘルスの記事が、精神薬を飲む人にも役立ちそうなので紹介します [運動による血糖値コントロール]
日経ヘルス7月号に、
血糖値に関して
食事以外の方法として
運動の話題が出ていました。
是非、ここに掲載しておこうと思います。
食事だけにフォーカスすることが難しいのは
どこにでもあることです。
統合失調症・うつ病などの社会復帰までに長い時間のかかる
症状を持つ人の場合、家族のサポートが欠かせません。
自分が太りたくないから、という理由で
食べないようになってしまうのは、オススメできません。
いつになったら統合失調症であっても、継続して
働いて家にお金を入れられるかわからない不安感の中で
「家族が○○してくれない」「家族が○○のせいでイライラする」
という不満をいくつも考えることは簡単です。
統合失調症(あるいはうつ病)と診断されてから
太ってきたという事実に家族は気付いています。
せめて、家族が作ってくれるものを「美味しい」と食べながら
健康的な自分になれるように、
体系維持の面で
面倒がらずに運動を取り入れてほしいと思っています。
では、記事から引用します。
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食事をすると糖が吸収され、15分ほどで血糖値が上がり始めるが、
この時、インスリンの働きによって糖が血中から脂肪細胞や筋肉に
撮り込まれ、筋肉ではエネルギー源として使われる。
「運動によって筋肉での糖の消費が高まれば、
処理しきれない糖が減り、糖化反応の抑制につながる」
(米井教授)
また、筋肉量を増やせばエネルギー消費量が大きい体に。
健康な人も、糖尿病予備軍の人も、運動習慣を取り入れることで
血糖値の上昇が抑えられることが明らかになっている。
取り組みやすい時間帯に軽く汗ばむくらいの運動を。
食後、血糖値が上がりきってしまったら抑制効果は働かないが、
「食事の前に運動することでも食後血糖値の上昇が 抑えられる」と米井教授は話す。
食後はじっとせずに机を拭くなど、こまめに体を動かしたい。
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引用はここまでです。
米井教授という方は
同志社大学大学院生命医科学研究科
アンチエイジングリサーチセンター の方です。
そう、ダイエットではなく抗加齢医学の専門家です。
年齢を重ねると、肌や髪が若いころと違って、ハリのない
状態になります。
肌や爪など、私たちの体はタンパク質でできています。
糖とタンパク質の結合によって、
弾力などを失う「糖化」という現象が起こります。
つまり、美容にも健康にも良いのが
食事内容と運動に気をつけることです。
食事内容については、自分のストレスや気分と相談することも大切です。
過剰に減らしても元気になるまでに時間がかかってはもったいないですし、
ストレス発散のために食べ過ぎても体の負担になってしまいます。
家族の世話になっているのなら、
一緒に美味しく食事をし、
「本当はもう少し減らして痩せたいけれど」
と言う時に、食前、食後にスクワットなどの
1分もしないで体の温まる運動を取り入れ、
食べ終わった後も
なるべく座った万でいないようにしてはいかがでしょうか。
「元気になるんだ」
という意思を持って
できるタイミングで実践してほしいと思います。
次第に、「こんなに元気になるために頑張った」という積み重ねが
強い心を育ててくれるかもしれません。
統合失調症でも、うつ病でも、
陰ながら応援しています。